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1-10

守るための嘘と傷つけるだけの真実
空が、泣いているから。
相対死に (あいたいじに→心中)
この耳が閉じられたらよかったのに
一夜限りの砂の居城
聞き取れなかったさいごのことば
私が消えても明日は来るから
ただ、貴方だけを捜し続けている
例えばこの空が赤色だったら
空が近いね

11-20

最期に幸せならそれでいいなんて
さよならは死んでも言わない
明日、もし、生きていたとしたら
狂ってしまえれば楽だったのに
思い出の中の君はいつでも傍にいてくれるから
これがさいごだなんてそんなかなしいこといわないで
カミサマ、願い事をひとつだけ
どれだけ泣けば朝は来るのだろう
もしくは、君が
あなたが幸せならそれでいい (でも、あなたと幸せになれたらどんなに至福だっただろうか)

21-30

朝には別々の道を歩いていることでしょう
失くしてしまったものは今はまだ見つからないけれど、
自分が死んだあとの世界が、どうか今よりも幸福でありますように。
どうかこの血潮で冷え切った君の心を温めることが出来ますように
孤独のホォムで貴方だけを待ち続ける
あのとき彼女が願ったこと
もう、セカイは死んだ。
君の心臓を下さい
過ぎ去る足音
あの空を越えれば自由が手に入ると思っていた

31-40

もうとなりにあなたはいない
失われたアリア
カミサマに見捨てられた子供達
モノクロォムの世界で君が笑う
ヘリオトロープの水槽の底 (heliotrope→血滴石、ブラッドストーン。#9079b6)
カナリアは終末の詩を紡ぐ
さようならのいろ
これが夢なら早く覚めてしまえばいいのにね
神様、どうか二度と僕らの運命が交わることがありませんように
雨音は静かに囁く

41-50

You suffer but WHY? (何故君は苦しんでいるの?)
サクラ咲くあの丘の上で
瞳の中の記憶
彼の人は神の家へと旅立ちました
錆びついたブリキの兵隊さん
お願い 残酷な優しさを与えないで
消しゴムで消えるような世界だったら良かったのに
だって君の心は泣いているもの
天国行き最終電車は彼を乗せて旅立ちました
歪んだ世界で君とラストワルツを。

51-60

夜はいまだ君の姿を探し続けて、明ける事さえ忘れてしまっている。
彼は死に愛されすぎたのだ
助けて欲しくてこの喉を掻き切った
全てをリセット 日常に、帰ります。
時計の針は無慈悲だった。
神様にまで裏切られてしまって、
君の抜け殻を抱きしめる
そうして悲劇が開花した
もう、君のためだけに歌えない。
水たまりに沈んだ君に恋をした

61-70

空ですら色を変えるというのに
世界に拒絶されました
全ての人が幸せに生きていける道なんてこの世界にはないのかもしれないけれど、
いっそのこと世界など滅んでしまえと願っていた
愛しい人、貴方は今 幸せですか。
この両の目をほじくり出して飲み込んでしまえば君が居ないこの世界を認識せずに済むのかな
もう嘘は結構 (例え私を救うための嘘だとしても)
小指の赤い糸は血に染まったみたいに真っ赤だった
どうか貴方がこの世の誰よりも幸せでありますように
たった一錠の痛みでも

71-80

君だけをずっと愛していられる禁欲的な僕なら良かったね
あの雨を止めて思い出したくないの貴方が死んだ夜のこと
ごめんね僕は やはり君を愛せなかった
命すら生まれない海の底で
優しいだけの力じゃ、誰も救えない。
純真な殺人人形と殺さずの死神
さよならのために生きていたい
嗚呼 海は空に昇っていってしまった 君を悼んで
永遠の別れに溶けない夢を
居もしない神に祈ってみる (もしかしたら天国に行けるかもしれない)

81-90

明日は消えてしまったの、私が食べてしまった の。
もう狂って君を殺すしか
何度この爪を喰い千切れば、私に死が訪れるの?
まるで今にも神様が泣き出しそうな空だね
君のためのこの精一杯の嘘を どうか信じて
せかいのおわりをゆめみていました
飢えているなら私を食べて 貴方の血肉になるから
君が死んだって世界は止まらない
凍えた心臓など握り潰して
そんな簡単なことすら私は知らない (まだ、生まれていない。)

91-100

天国には君が居るだろうか
私をなおすための薬なんてもう必要ないから
貴方の許に帰れる、夢を見ました。
優しかった夜は死んでしまった
お願い、あの日の約束は忘れて
僕の言葉のどれだけが君の心の中で花を咲かせただろうか
体が軋んで歪んでいくのを感じた (幸せにたどり着けないまま)
朝焼けの光で星は風化した
春を待たずして去り行く君に、
まばたきの間に世界は散った。
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